このエントリはpyspa Advent Calendar 2015の15日目の記事です。pyspa Advent Calendarは「自分が好きなものや興味があるものをなんでもいいので書く」という事で、数年に一度あるか無いかのポエムです。
ロードバイクを入手してからの1年
2014年冬にCannondale SYNAPSE CARBON 5を購入、弱虫ペダルで言うと手嶋先輩が乗ってる奴。そして2015年は輪行を修得した事で行動範囲が一気に拡大した。輪行とは専用の袋に自転車をバラして格納して鉄道などの交通機関に乗る技である。
出張先での練習が可能に
2015年で印象に残った道
荒川サイクリングロード
自宅から5分でアクセスできたのもあり、一番良く走ったのがここ。葛西臨海公園と河口から40km付近の秋ケ瀬公園の間が普段の練習コース。
実際にはサイクリングロードでは無く緊急用河川敷道路として整備されているため舗装が良く幅員も広い。都内最強の平坦道ではなかろうか。左岸を堀切橋あたりから河口まで行くと片道10kmだが、途中にゲートが無く、ランナーとサイクリストしかいないためペースキープの練習にもってこい。日没後は闇に紛れた全身黒ずくめのランナーが出没するため危険。
実際にはサイクリングロードでは無く緊急用河川敷道路として整備されているため舗装が良く幅員も広い。都内最強の平坦道ではなかろうか。左岸を堀切橋あたりから河口まで行くと片道10kmだが、途中にゲートが無く、ランナーとサイクリストしかいないためペースキープの練習にもってこい。日没後は闇に紛れた全身黒ずくめのランナーが出没するため危険。
江戸川自転車道
首都圏外郭放水路で有名な龍Q館に行くにはこの道が便利。江戸川の始点となる利根川も含めて都心まで100km走って関東平野の広大さを実感した。難点としては単調な道が続き景色に変化が無いため、10分で飽きる。いたる所で拡張工事がされているため、今後の整備に期待できそう。
「海まで127.5kmです」の看板、500m毎に立っていて親切?
渡良瀬川
利根川から入り群馬の市街地を経由して遡上して足尾銅山まで行った。観光地なので登りの練習をしながらも道の駅に寄ったり、渋い店構えの蕎麦屋で補給できる。わたらせ渓谷も美しい。足尾に差しかかった辺りからSIRENの舞台を彷彿とさせる昭和な世界が広がっており、味わいがあった。
あらゆる鉄が錆びている
三浦海岸
三浦海岸から三崎口へ抜けて城ケ崎公園へ。砂浜、キャベツ畑、風力発電機、魚屋と変化に富んだ牧歌的なコースで和む。幸運にも風が穏かな日に走れた。オススメのおみやげは鮪のみりん干し。
都民の森
その柔らかな響きとは裏腹に、斜度10%越えのつづら折りに殺されかけた難所。ヒルクライムの苦しさと共に楽しさに目覚めた場所でもある。白馬 - 木崎湖周辺
自宅
新居に引っ越すと共に固定ローラーを導入、冬期の練習不足を解消するのが狙い。ただ、1歳の息子がチェーンを鷲づかみにするので運用は難しい……。分譲マンションだが、自転車を各住戸まで持っていく前提でエレベーターや共用スペースが設計されている物件なので気に入っている。
自転車レースを観戦しながら練習可能な夢の環境が実現
自転車の良さ
ペダルを踏めばどこまでも行ける、というシンプルな楽しさはもちろんあるが。自分の限界と否応無しに向き会わなければならない点も良い。無茶した所で巡航速度は上がらないし、速く走るためには練習するための時間、良いパーツを買うための収入が必要である。人生のリソース配分最適化を考える良い契機になった。